世界最古の歴史を持つ英国王室御用達の高級ニットブランド

1770年、スコットランド・ダムフリースで設立された「Drumohr（ドルモア）」。世界最古の歴史を持つニットブランドです。オードリー・ヘップバーンやジェームス・スチュワートなど伝説的なセレブリティも愛用したことで知られるドルモア。その品質の高さは、英国のロイヤルファミリーが愛用していることで証明されています。ジョージ5世はヘリンボーン柄ニットを、20世紀最大のファッションリーダーとして語り継がれるウィンザー公はダイヤモンド柄のニットを好んで着ていたことで知られています。もちろん英国王室御用達の称号ロイヤルワラントを与えられています。

現在はイタリアのブレシアに拠点を移しましたが、創業当時から伝わる“品質への徹底的なこだわり”と“一切の妥協を許さない姿勢”は受け継がれており、ニット生地の仕上げには創業の地であるスコットランドの上質な水を再現したものを使用するというこだわりをみせています。長年にわたって受け継がれてきた伝統技術にイタリアのモダンなエッセンスを取り入れたコレクションを展開しており、品質の高さとシンプルで品の良いデザインが多くの人々に愛されています。

夏の定番です。カジュアルなのに品がある半袖ポケットTシャツ「DTJF000」

夏の着こなしでは必然的にカットソー一枚で勝負することが多くなります。だからこそ、素材が上質で、一枚でお洒落に見えるカットソーが欲しいものです。ですが、大人が堂々と着られるワンランク上のカットソーとなるとなかなかいいものに巡り合えないと思います。そこでお勧めなのが、ロイヤルワラントの称号を持つドルモア謹製の半袖カットソーです。ドルモアはニットブランドですが、クルチアーニやフェデーリといった他の高級ニットブランドがそうであるようにカットソーも手掛けています。

今回ご紹介するのは、毎シーズン好評を博しているカットソーコレクションのエントリーモデル「DTJF000」になります。ぱっと見なんてことのない半袖Tシャツですが、この一枚にドルモアのこだわりが凝縮されています。例えばそれは、絶妙な詰まり具合のネックライン、絶好のアクセントになる小ぶりの胸ポケット、細糸（60番手単糸）を緻密に編み立てた滑らかな肌触りのコットンメリヤス、インナーとしてはもちろん一枚でもサマになる程よく細身のフィッティングなどです。縫製後に製品染め（ガーメントダイ）を施すことで生み出された潮風にさらしたような味のある風合いも見逃せないポイントです。細糸が醸し出す上質感にこなれ感が上手く溶け込んでリラックス感のある仕上がりになっています。流行に左右されず長く愛用できる、そのうえ年中無休で使える“究極のベーシックアイテム”です。たかがTシャツ、されどTシャツ。お洒落にこだわる方にお勧めしたい、ちょっといい半袖Tシャツです。

カットソーコレクションのエントリーモデルということもあり、糸からこだわって作られた正真正銘のメイド・イン・イタリーの品でありながら戦略的なプライスになっています。高品質なのはもちろんですが、ドルモアのネームバリューを考慮したら“お買い得”だと思います。きれいな色を中心に豊富なカラーバリエーションを揃えました。もしも色で迷ったらまとめ買いをご検討ください。

潮風にさらしたような風合いが“こなれ感”を演出する細番手コットンメリヤス

使用されている素材は、春夏にうってつけのコットン素材。もちろん厳選された超長綿（繊維長35ミリ以上の高級綿花）です。これを60番手の細糸に加工し、低速でじっくり編み立てたコットンメリヤス（天竺）は、きめが細かく、厚ぼったさがなく、さらっとした中にも滑らかさを感じる優しい肌触りになります。目を詰めて緻密に編まれているので丈夫で型崩れしにくいこともポイントです。

画像からも分かるように、この品には製品染め（ガーメントダイ）が施されています。高度な洗い加工技術を駆使し、良質な綿糸のやわらかさを損なうことなく“潮風にさらしたような味のある風合い”に仕上げているあたりは流石ドルモアです。はじめて袖を通したその日から“こなれ感”のあるお洒落を楽しんで頂けます。