1913年、ドイツ、ドレスデンの美術工芸学校の卒業生だったグレーテ(当時はマルガレーテ)・ヴェントが、おみやげ品のデザインコンペに、3人のイチゴ摘みの子どもで応募しました。そのデザインが高く評価され、2年後の1915年、級友のマルガレーテ・キューンとともに、グリュンハイニヒェンに工房を開きました。
彼女のデザインが画期的だったのは、それまで薄い板だった腕を、ろくろ加工した立体的なパーツを使用し、接着したことです。胴体や脚にも角度がつくことによって、動きや表情を生み出し、陶器のような光沢のある彩色と相まって、それまでにない愛らしさを備えたのです。
他社には、決して真似できない手法です。
グレーテ・ヴェントは、この手法を用いて、花の子ども(1929~)、天使の楽隊(1923~)、雪の天使などの、可愛らしいミニチュアをデザインします。ヴェントの手法は今や、ドイツ、エルツ山地の工芸品の伝統となって、深く根を下ろしています。
ヴェント&キューンの人形たちは、今現在も、グリュンハイニヒェンの地で、巧みな手作業によって製作され、高い品質を誇っています。また、洗練されたデザイン性、値段の高価さから、「木のおもちゃのベンツ」とも言われています。
人気シリーズ『天使の楽団』は、今日までに、様々な楽器のモチーフが販売されています。
愛らしい表情の天使の背中には、11個の白い水玉模様の緑の羽があり、これが「ヴェント&キューン」のトレードマークとなっています。残り 1 点 7480円
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季節に合わせて飾っていただける、コレクターから愛されているブロッサムキンダーシリーズです。
ドイツのヴェント&キューン社の工房から生まれた、グリュンハイニヘンの愛らしいお人形たちです。
男の子のが手にしているお花は「ポピー」。すっと上を向いて咲く姿がかわいらしいポピーと一緒に、上を見上げる男の子は、お花に負けないくらいかわいらしく微笑んでいます。
選ばれた職人がひとつひとつ手作業で行う着色は、細部までこだわったまさに職人仕事。
「木のおもちゃのベンツ」とも言われる高いクオリティが、100年以上愛され続けてきた「本物」をお手元に届けてくれます。
おうちのインテリアとしてはもちろん、花言葉に合わせて、大切な人へ大切な贈り物としてプレゼントするのも素敵です。
※細かい作りのため、とてもデリケートな製品です。お取り扱いには充分お気を付けください。
※海外メーカーと契約を結んだ、輸入代理店が販売を行う、国内正規輸入品です。
※ひとつひとつ職人さんによる手作りのため、配色、色味、絵柄、表情、腕や足の角度、大きさが、若干画像と異なる場合があります。ご理解くださいますよう、よろしくお願いいたします。
ブランド Wendt & Kuhn
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