「ほどよく主張できる、極上モックネックニット」
完全に定番となったモックネックは、イタリアではLupetto(ルペット)と呼ばれ、ほぼすべてのニットブランドが作るようになり、もはやなくてはならない第三のネックです。首周りのボリュームがクルーネックでは物足りない、タートルネックだと主張が強すぎる、そんな時に使えるのがモックネック。ジャケットの上襟にちょうど掛かるネックの高さなので、襟汚れが防止できるのも高いポイントです。

「軽い、暖かい、チクチクしない、カシミヤ100%」
山羊の毛であるカシミヤは、衣服に使われる動物の毛の中でも一番細いと言われており、軽くて柔らかいのが特徴。保温性が抜群なのに放湿性が高いのでムレることもなく、さらに軽い着心地が体感できます。まったくチクチクしない滑らかな肌触りはカシミヤ100%だけで味わうことができます。

「インナーでも、一枚でも、薄すぎない12ゲージ」
12ゲージとは、編んだ時の1インチ(2.54cm)間の編み針の数が12本ということ。しかしながら、生地を加工する工程で横方向に縮むため、出来上がりは1インチ間に18個ほどの編み目になっています。12ゲージはハイゲージに分類されますが、一枚で着てもボディラインがくっきりと出ず、ジャケットやブルゾンのインナーにも適していて、ゴワつくことなくスマートにジャケットが着こなせます。

「普段のイタリアサイズよりワンサイズアップも要検討」
サイズ選びの際は、基本的に普段お召しのイタリアサイズと同じでよろしいかと思いますが、同ブランドのウール100%のモックネックより、気持ちタイトめに仕上がっています。カシミヤとウールの収縮率の違いによる差なのですが、普段タイトめにサイズを選ばれている方はワンサイズ大きめがおすすめです。
44=S 46=M 48=L 50=XL 52=3Lが目安のサイズ感になります。

【スタッフの着用感】
片山：172cm 62kg［44サイズ着用］
日本規格のスーツではA5(胸囲90-ウエスト78)、カジュアルではS～M、イタリアサイズのジャケットはラルディーニ 、タリアトーレ、チルコロ1901で44、シャツはフィナモレで38、ジャンネットで37、ニットはクルチアーニで46、グランサッソで44を主に着用しています。こちらは44で肩先はぴったり合い、胸周りはピタッとする一歩手前といったタイトなフィット感で、着丈も少し短かめです。ビシッと決めるなら44、こなれ感を出すなら46といった具合です。どちらのサイズも腕が短め(裄丈80cm)な私でも袖のだぶつきはほとんどありません。

”イタリア屈指のニット専業ファクトリーブランド”
1981年にイタリアのアンコーナにてニット工場として創業。数多くの有名ブランドから生産を依頼されている2003年にスタートしたニットファクトリーのオリジナルブランド。ディレクターは、ギローバー(GUYROVER)を人気ブランドに押し上げたフランチェスコ・ピアリジェ氏で、彼のカジュアルでありながらもエレガントなデザインをイタリア屈指と言われる高い技術と最高品質の素材で形にしています。ブランドがスタートして間もなく世界中で評判になり、イタリア国内で350店舗、国外ではフランス、イギリス、日本、アメリカなどで50店舗展開しています。ザノーネ(ZANONE)、グランサッソ(GRAN SASSO)、クルチアーニ(CRUCIANI)、スカリオーネ(SCAGLIONE)、ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)、ロベルトコリーナ(roberto collina)、マーロ(MALO)、マッシモ アルバ(MASSIMO ALBA)、フィリッポ デ ローレンティス(FILIPPO DE LAURENTIIS)などと並び日本でも名の知れた人気ニットウェアブランドです。

MODEL DATA
Height : 172cm / Weight : 62kg
Size : 44