世界が認める日本の縫製技術を駆使したプレミアムカットソーブランド

EMMETI（エンメティ）を人気ブランドに育て上げた代理店インテレプレが送り出す「Revenir（リブニール）」。リブニールとは“戻ってくる、帰ってくる”を意味するフランス語で、時代が変わっても変わらない良さを追求し、普遍的なアイテムに少しのアイデアを加えた“Timeless＆Premium（タイムレス＆プレミアム）”な品々を提案しています。メインとなるアイテムはカットソーで、日本ならではの高品質な原材料をはじめ、世界各地の上質なマテリアルを厳選し、世界一とも言われる日本の縫製技術を駆使することで立体的なシルエットを構築し、インポートブランドにはない魅力を持ったアイテムを生み出しています。

目からウロコの新提案。既成概念を打ち破るテーラードカットソー「INT-032」

ファッションのカジュアル化が加速している昨今、雨後の筍のごとくカットソーブランドが乱立しています。当店でもここ数年でカットソーの取扱量が一気に増え、ブランドラインナップもずいぶん広がりました。そろそろカットソーも打ち止めかなと考えていたところ、目からウロコが落ちる新ブランドに出会ってしまいました。それがRevenir（リブニール）です。始動したばかりのブランドなのでまったくの無名ですが、プロダクトの完成度はかなり高く、その実力は本物です。私もココンチのカットソーに魅了された一人なので自信を持ってお勧めします。

リブニールのカットソーの第一印象はシンプルで上質。縫製がきれいで価格もこなれていましたが、それだけでは仕入れには至りませんでした。決め手になったのは“テーラリング技術を応用した立体的で美しいパターンメイキング”です。私はこの業界に足を踏み入れて20年近く経ちますが、こんなにも合理的なパターン（型紙）のカットソーに初めて出会いました。詳しくは後述しますが、前身頃と後身頃の面積が違う、袖が後付けになっている（斜め前に向かって付けられている）など、度肝を抜かれるパターン（型紙）が用いられており、これらによって圧倒的な“美しさ”と“着やすさ”を実現しています。唯一欠点を挙げるなら、きれいに畳めないことです。立体的すぎてどんなに頑張ってもきれいに畳めません（笑）。

当たり前のことですが、人間の身体は平面ではなく立体（前傾姿勢）です。ですが、一般的なカットソーは平面で作られているものが大半を占めます。この理由は、編地は伸びるので平面だったとしてもストレスを感じないからです。もっと言えば、立体で作ると恐ろしくコストがかかってしまうからです。それに対してリブニールのカットソーは、テーラリング技術を応用した立体的なパターン（型紙）を取り入れ、カットソー＝平面という既成概念を見事に打ち破っています。まず初めに驚かされるのは、テーラードジャケットと同じように前身頃よりも後身頃の面積が広く取られていることです。これによって平面的な編地をより立体的な人体に沿わせ、運動量を確保して着心地を向上させています。もちろん袖は後付けになっており、斜め前に向かって立体的に付けられています。身体のラインを拾いすぎない絶妙なゆとりのあるボックスシルエットですが、立体的な作りになっているので余計なシワが寄らず、びっくりするくらい美しい見え方をします。こればかりは実際に着て頂かなければお伝えできませんが、とにかく美しく、そしてなによりも着やすいです。ここまで立体的なカットソーは珍しいので、おそらくほとんどの方が未体験だと思います。袖を通した方は、その美しさ、着やすさの虜になること請け合いです。

補足ですが、リブニールのカットソーは日本でも指折りのカットソー工場で生産されています。テーラリング技術を応用した立体パターンを寸分の狂いもなくカタチにできる縫製技術は圧巻です。さすがは世界に誇るメイド・イン・ジャパンですね。

当店別注で“神コスパ”を実現しました。ぜひ色違いでお買い求めください

もともとリブニールは良心的な価格設定ですが、原材料費や人件費の高騰が続く中、値上げがひしひしと迫ってきています。値上げは致し方ないこととはいえ、指を咥えて眺めているだけでは何も変わらないということで、代理店さんに掛け合い、生地の買い付けから当店で行い、大ロットで生産することで可能な限りコストを抑えました。

この結果、1万円台前半というお求めやすい価格を実現しました。実質、値下げともいえる価格設定ですが、素材や縫製のレベルは落としていません。落としたのは当店の利益率だけです（笑）。この品質でこの価格なら大満足だと思いますので、気に入った方はぜひ色違いでお買い求めください。よろしくお願いします。

接触冷感＆UVカット。ひんやり滑らかコットン60番手単糸バイオシルケットスムース

テーラリング技術を応用した立体的で美しいパターンメイキングに目を奪われがちですが、リブニールのカットソーは素材もすごいんです。このカットソーには、世界に冠たる日本の生地メーカーの中から当店が厳選した「コットン60番手単糸バイオシルケットスムース」という名称の編地が使用されています。原料になっているのはコットン素材。もちろん繊維が細くて長い超長綿（繊維長35ミリ以上の高級綿）です。海島綿やエジプト綿に次いで高級とされるインド原産のスビン綿でして、油分を多く含んでおり、シルクのようなしっとりとした風合いが特徴です。

上記のようなスビン綿から紡がれた細糸（60番手単糸）にシルケット加工を施し、ゆっくりと緻密に編み立てたコットンスムース（両面編み）は、一般的なコットンスムースよりも数倍きめが細かく＆透き通るような光沢を帯びているので、ぱっと見た瞬間、理屈抜きにキレイだなぁと感じると思います。しかもこの編地、特殊な組織になっていて肌に触れるとひんやり感じる機能（接触冷感機能）を持っています。まるでシルクのようなしっとりスベスベの肌触りなのに、汗をかいてもひんやり気持ちいいという、願ったり叶ったりの天然高機能素材です。最終段階でバイオ加工によって表面の毛羽立ちが完全に取り除かれているため、毛羽立ちにくくきれいな表情が長続きすることもポイントです。加えてUVカット機能（紫外線遮蔽率が97%以上）が備わっています。

きめの細かい高級感溢れる外観に反し、しっかりと目を詰めて編まれているので丈夫で型崩れしにくいです。もちろん自宅で洗濯（水洗い）可能。洗濯機でわりとガシガシ洗っても型崩れしないのでデイリーユースにうってつけだと思います。（※念のため“洗濯ネットの使用”をお勧めします。）